悩ましいくらいの美しさ、それはカットの技術が長けているからこそ。
☆ クリスタルガラスとは?
一般的に、酸化鉛を24%以上含みなどの条件をクリアしたものが呼ばれるものです。
なかでもSWAROVSKIは、その酸化鉛の含有量が高いものでした。
多く含有させて作る事は非常に高い製造の技術が必要とされました。
それを、高い次元で行ってきたのが、スワロフスキー社なのです。
そして さらに この企業が特筆すべきは、クリスタルガラスのカット技術。
他社への技術漏洩を嫌い、都市部から離れたところに工場を建てたと言われるほど。
☆ 大きな誤解
現在、あらゆる材料界の中で、叫ばれているのが、環境負荷物質を使わないこと。
塩素フリー、カドミレス、などなど。
そう お気づきの方もおみえですね?
鉛 これ身体に悪いものです。
しかし 通常のクリスタルガラス(高級品)を作る際には、必要な 『悪』 でした。
一時期は、SWAROVSKIも口に入れるものではないので、ということでさほど重要視
されていなかったように思えました。
◎ しかしSWAROVSKI社は、さすがですね。 たゆまぬ努力と、お客様への気持ち。
現在は、鉛を使用しない LEAD-FREE(無鉛)クリスタルへ。
☆ そして実態は!?
この知識を知らないお店のほうが圧倒的に多いのです。
なぜ知らないのか?
実は、この内容は、SWAROVSKIのシャンデリア専用カタログ(海外用英語記述)
これに書いてある程度なのです。
よって、このカタログ取り寄せて、しっかり読まないとわからないのです!!
にわかショップが多いのも困り者ですね・・・プロならば勉強は当然必要。
◎ なぜ環境負荷物質が使われてきたか?
金属材料の世界ではもう10年以上になるでしょうか
この物質が騒がれるようになったのは。 使う理由は簡単。
機械加工するときに、加工性がよいから。(私も経験者です)驚異的に違います。
今まで 刃物を変えなくても数週間加工できたものが、週一ほどに
(条件でかわります。)
そういえば 昔の車には 有鉛ガソリン なんてありましたよね。
切替え直後は、ガラスに無鉛 なんてしーるがありましたよね?
☆☆☆ 便利なものが使えなくなる ☆☆☆
でも ここからいいものが生まれてくるのです。
SWAROVSKIもさらに磨きをかけて、嬉しい限りです♪
今回は、難しい話でしたがお読みいただきありがとうございます。